HOLA🎶
前回に引き続き『第二回ナショナル・クオリティコンテスト』で行われたオークションの結果報告です。
予備選で選ばれた15県70組のファイナリストたちの中から小ロットのカテゴリーでは『酸味』、『ボディ』、『マイルドさ』、『バランス』、『エキゾチック』の各部門で、また大ロットのカテゴリーでは総合で最優秀ロットが決まり、キンディオ県モンテネグロのアミューズメントパーク“Parque de Cafe”で発表されました。
『酸味』と『バランス』のふたつの部門で最優秀ロットに選ばれたのはカウカ県パエスのファイデル・サムエル・キンテロ氏のコーヒーでした。キンテロ氏は「私の農園は標高1,750メートルの場所にあり、1.8ヘクタールの土地でコーヒーを栽培しています。私のコーヒーがこのコンテストに勝てたのは恵まれた気候と土壌のおかげです。さらに精製、乾燥から保管などの全ての工程では農学上、最良の方法を選んでいます。」とコメントをよせています。
『ボディ』部門での最優秀ロットはクンディナマルか県フニンのフアン・デラクルス・ロドリゲス氏に与えられました。以下はロドリゲス氏のコメントです。
「私はコーヒー生産をはじめて10年の新米ですが、生産者連合会のおかげでここまでたどり着けました。委員会のみなさんや技術支援のスタッフさんたちが今回のコンテストに参加する後押しをしてくれました。結果にはとても満足しています。」
『マイルド』部門を勝ち取ったのはカサナレ県のカルロス・プブリオ・キンテロ氏でした。キンテロ氏はコーヒー生産について家族のため、生活の向上のための手段であると強調していました。
『エキゾチック』部門ではキンディオ県ブエナビスタのカフェ・サンアルベルト農園の代表、エドワルド・ビジョタ氏が最優秀賞を手にしました。ビジョタ氏は興奮気味に「(私たちにとってのコーヒー生産は)時間にして40年、三世代の歴史です。私の両親に始まり、今は息子たちが会社を引っ張っているんです。」と語りました。
各部門の勝者にはそれぞれ2,500万ペソが賞金として贈られ、さらに国内外のバイヤーを対象としたライブオークションへの出場権が与えられました。
大ロットのカテゴリーで最優秀賞に選ばれたのはアンティオキア県ボリバルのラ・セニョーラ・ロシオ・レストレポ・デ・コレア農園で、小ロットカテゴリーと同様に賞金2,500万ペソとオークションへ
の出場権が贈られました。
ロシオ・レストレポ・デ・コレア氏
今回のコンテストでは1,090ロットの参加がありましたが、予備選を通過したのは15県70ロットでした。そのうち海外審査員による審査を通過し、最終選考に残ったのは27ロットでした。この27ロットがライブオークションに参加しました。
ライブオークションは小ロットが5USD/lb(約450g)、大ロットが2 USD/lb(約450g)から始められました。