HOLA〜‼
中南米及びカリブ地域では最大のスペシャルティコーヒーの展示会『Expo Especiales 2016』が今月5日から8日まで、首都ボゴタのコルフェリアス展示場で開催中です。
前回よりも規模を拡大し3,000㎡広い会場は7つのパビリオンに分かれており、展示者100組以上が参加しています。
今回は『多様性の土地、コロンビア』のテーマにのっとり、コロンビアのコーヒー生産地である全ての県から参加者を募りました。国内外のバイヤーにコロンビアコーヒーの多様性を見た目にもわかりやすく紹介する趣旨です。
会場には日本、韓国、米国、中国をはじめ世界各国からのバイヤーが訪れ、まさに『Seed to the cup〜種からカップまで』コーヒーのあらゆるプロセスに関わる業者と消費者のミーティングポイントとなっています。
また展示会中には専門家を招いたセミナーも行われています。テーマは世界市場の動向、コーヒー界における最先端テクノロジー、コロンビアコーヒー生産の場における男女平等について他。様々な角度からコーヒー界の最新情報に迫ります。
展示会内で行われる『第1回ナショナル・コーヒークオリティコンテスト』や『ナショナル・バリスタチャンピオンシップ』、『ナショナル・カップテイスターズチャンピオンシップ』などのイベントにも注目です。
第1回『ナショナル・クオリティーコンテスト-多様性の土地、コロンビア』コンテスト
7日には『ナショナル・コーヒークオリティコンテスト』で最も優れたコーヒーに選ばれた30品の授賞式とオークションが行われます。
この『ナショナル・コーヒークオリティコンテスト』についてFNCコロンビアコーヒー生産者連合会のスペシャルティコーヒーマネージャーのヘンリー・マルティネス氏は「コーヒー生産地の多様性に着目したコンテストは今までになく、海外のテイスターたちにとっても目新しかったと思います。コロンビアのように土地に多様性があり、品質の高いコーヒーの産出国ならではのアイデアですね。」と述べています。
またバイヤーの立場から米国のCopa Vida Coffee社の焙煎責任者クランシー・クレイマー氏は「コロンビアのコーヒーは多様性に富んでいるので、ひとつのカテゴリーに絞ったコンテストというのはバイヤーにとって選択肢を絞ることができ、助かります。農園とコーヒーを飲む人をつなぐ、良いきっかけになるでしょうね。」とコメントしています。
当初1,360ロットの応募がありましたが、国内のテイスターによる審査で予選を通過できたのは59ロットでした。
参加農園はアンティオキア、カルダス、カウカ、クンディナマルカ、ウィラ、ナリーニョ、ノルテ・デ・サンタンデール、キンディオ、トリマなど、複数の県にわたります。
FNCはこのコンテストを通じてコロンビアコーヒーの地域・県レベルの多様性、そして品質の高さを国内外に向けて発信すること、さらに生産者にとってよりよい価格を保証することを目指しています。
より詳しい情報はこちら:www.expoespeciales.com
Hasta luego✋