HOLA〜‼
第1回『多様性の土地、コロンビア』コンテストのオークションにてトリマのコーヒーが最高額50.5USD/lbを記録
先日行われた第1回『ナショナル・クオリティコンテストー多様性の土地、コロンビア』にて25ロットがオークションに出品され、その中でトリマ県イバゲ出身、ホセ・アナルヘル氏のモロ・アスル農園のコーヒーに50.5USD/lb(約450g)の記録的高値がつけられました。
モロ・アスル農園のコーヒーはオークションの始まる数時間前に『酸味』と『エキゾチック』の2部門で優勝が決定しており、2部門の賞金5000万ペソを受け取っていました。
このコーヒーを競り落としたのは中国の上海Mellower Coffee社のバイヤー、Dai Wei氏。
「この素晴らしいコーヒーを作った生産者さんに大変感謝をしています。中国人は上質なコーヒーをよく理解しています。良いコーヒーにはそれだけのお金を出す心積もりで来ました。」
一方、生産者のホセ・アナルヘル氏はこの結果に大変感謝、感動し、売買成立の記念として自らの帽子と赤いスカーフ(どちらもトリマの伝統衣装)をDai Wei氏にプレゼントしていました。
今回のオークションにはカウカ、クンディナマルカ、ウィラ、ナリーニョ、トリマのコーヒーが出品され、小ロットは5USD/lb、大ロットは2USD/lbから競りが開始されました。
落札価格の平均は10.86USD/lb。
『バランス』部門で優秀とされ、オークションでは2番目に高値がついたナリーニョ県コンサカから参加のマリア・デル・カルメン氏のコーヒーは30.5USD/lbで競り落とされました。
日本からも審査員が数名参加し、またオークションでも日本企業が落札されていました。
ここで評価されたコーヒーが数か月後には日本で飲めるということです!
オークション開始の前に第1回『多様性の土地、コロンビア』コンテストの最優秀賞が選ばれました。
小ロットカテゴリーで参加のコーヒーは『酸味』『ボディ』『マイルド』『バランス』『エキゾチック』の5つの部門別で優秀を競い、『酸味』と『エキゾチック』の2部門を制したホセ・アナルゲル氏、『バランス』部門のマリア・デル・カルメン氏の他、『ボディ』部門でカウカ県バルボアのディオメデス・ボラーニョス・イレス氏、『マイルド』部門でトリマ県、プラナダスのルイス・アレハンドロ・ムニョス氏のコーヒーが選ばれそれぞれ賞金2500万ペソを手にしました。
大ロットのカテゴリーではナリーニョ県ラウニオンのカルロス・アルベルト・エラソ氏のコーヒーが最優秀賞に選ばれました。
オークションの結果、国内外のバイヤーは出品されたコーヒーの品質の高さを再確認でき、生産者側は良いコーヒーを生産した見返りとして努力に見合った収益を得ることができました。
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Hasta luego✋