HOLA〜‼
第1回『多様性の土地、コロンビア』コンテストのオークションのレポート第二弾です。
先日ボゴタにて開催されたスペシャルティコーヒーの展示会『Expo Especiales』内で行われた『ナショナル・クオリティコンテストー多様性の土地、コロンビア』のオークションで最も多く票を集めていたのはカスティージョ種®であったことがわかりました。
『酸味』と『エキゾチック』の二部門で最優秀賞に選ばれ、オークションで50.5USD/lb(約450g)の記録的高値がつけらたホセ・アナルヘル氏のモロ・アスル農園(トリマ県イバゲ)のコーヒーは100%カスティージョ種®でした。
60人のバイヤーが競った結果、オークションで三番目の高値22.5USD/lbを記録したミレール・ウレゴ氏の経営するエル・ディアマンテ農園(クンディナマルカ県フサガスガ)のコーヒーもカスティージョ種®でした。
そして、大ロットのカテゴリーで最優秀賞を勝ち取ったカルロス・アルベルト・エラソ氏(ナリーニョ県ラウニオン)のコーヒーもその92%がカスティージョ種®でした。
カスティージョ種®とは
カスティージョ種®はFNCコロンビアコーヒー生産者連合会のコーヒー専門研究機関、Cenicaféによって開発された品種です。この品種はさび病や実の病気CBD(Coffee Berry Disease)に強いことに加え、高い生産力、そして品質の良いコーヒーができるという特徴を持っています。
オークションで「より多く票を集められた」ということは「より高値がつけられた」ということであり、バイヤーがカスティージョ種®を「高値でも購入する意欲がある」ことを示しています。
今回のオークションの結果はカスティージョ種®を採用した生産者たちに今後高い収益を見込めるのではないかという期待をもたらしたのではないでしょうか。
Hasta luego✋