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    2016.05.23 / コーヒー業者様向け 

    コロンビアより、エクセルソコーヒー豆の新基準が発表されました。

    輸出用コロンビアコーヒー生豆の品質の最低基準について、既存規格(Resolución 5 del 2002 及び Resolución 3 de 2015)の統一及び更新のため、全国コーヒー生産者委員会はResolución 2 del 25 de Abril de 2016を交付しました。以下の基準及び政策を設け、FNCコロンビアコーヒー生産者連合会及びコロンビアの民間輸出企業がそれらを遵守し、輸出されるコーヒー豆の品質保証のため適用されます。

     

    エクセルソコーヒー生豆

    輸出されるエクセルソコーヒー生豆は、大粒、主に平豆、均等、スクリーンサイズ14(許容範囲はスクリーンサイズ12-14が最大5%)、入念な精製及び適切に選別されたコーヒー豆となります。また、Green Coffee Association of New York City, Inc.の規定に従い、最低50%をスクリーンサイズ15の上にとどまるコーヒー豆が対象となります。

     

    エクセルソコーヒー生豆の基準

    輸出されるエクセルソコーヒー生豆の品質は、以下の最低基準を満たさなければなりません。

     

    湿度:12.5%以下

     

    欠点豆:輸出されるエクセルソコーヒー生豆の欠点の分類は、FNCコロンビアコーヒー生産者連合会が制定した欠点豆及び欠陥豆の表に従い遵守する。

     


      
     

    500グラムのコーヒー生豆を分析し、500グラムに対し合計24の欠陥数まで許容する。

     

    害虫混入:コーヒー豆には生きている虫の混入がない。

     

    匂い:コーヒー豆は特有の香りがある。

     

    色:コーヒー豆の表面は統一ある色をもつ。

     

    カップテスト:コーヒーは特徴的な味及び香りがあり、且つ、過剰発酵、化学製品、カビ、もしくは古い豆のような雑味がない。

     

    輸出されるエクセルソコーヒー生豆は、パッケージ袋にExcelsoと表示し、続けて“Café deColombia”の記載が必要となります。

     

    輸出者と最終顧客間の個別条件

    輸出者と最終顧客の間で、コーヒー豆のサイズ条件及び欠点内容を自由に定めることが可能ですが、第二条及び第三条が定める最低条件を満たさなければなりません。顧客側と合意された個別条件は、パッケージ袋にブランド名等が記載された場合でも、品質管理の検査及びFNCの認証は受けません。

     

    輸出されるエクセルソコーヒー生豆を対象に、前記“Café Excelso”の規格を基準に、FNCコロンビア生産者連合会が品質の証明書を発行します。

     

    エクセルソコーヒー生豆と異なる品質のコロンビアコーヒー生豆の輸出は可能です。

     

    そのコーヒー豆は適用される植物検疫条件を遵守し、さらに異物混入がなく、特に植物、動物または鉱物が混入されていないこと、また、湿度が8%〜12.5%のコーヒー豆となります。FNCコロンビアコーヒー生産者連合会は、このコーヒー豆の品質を保証しません。

     

    前段落に記載の基準をもとに輸出されるコーヒー豆は、“Producto de Colombia”及びOICロット番号の記載が必須となります。品質に関するブランド名の追加記載は、輸出側及び最終顧客側との合意のもとで記載が可能です。但し、いかなる場合でも、FNCコロンビアコーヒー生産者連合会による文書登録及び認証はありません。


    以上、各関連企業のみなさまにはご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

     

     

     


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