コーヒーのアラビカ種はコーヒー属のひとつで、アフリカ大陸のマダガスカル島に起源を持ちます。
アラビカ種にはざっと2000種を越える品種がありますが、その中で最も人気の高い品種はティピカ、ブルボン、サン・ベルナルド、ビジャロボス、カトゥーラ、カトゥアイ、パチェ・コムン、パチェ・ケント、ムンド・ノボ、マラゴジッペです。
アラビカ種は一年を通じて日照があり、もともとのふるさとであるアフリカのような温暖な気候を好むためインドネシア、東アフリカ、中南米、コロンビアなど、赤道に近い地域でよく育ちます。
特に気温18-24℃、標高1,200-2,300メートルの範囲が栽培には最も適しているといわれており、コロンビアのアンデス地域はまさにこの地理・気候条件を備えています。
一方、カネフォラ(ロブスタ)種はアフリカやインドネシア、ヴェトナムの標高1,000メートル以下の場所で多く栽培されています。もともと熱帯に特有の伝染病や害虫に強いという性質をもつため、栽培は比較的簡単です。
一番初めにコロンビアに伝えられたアラビカ種はティピカで、続いてブルボン、マラゴジッペが紹介されました。ブルボンはその後品種改良され、より生産性の高いカトゥーラという新たな品種が作られました。
さらに最近ではコロンビアのコーヒー専門の研究機関であるCENICAFE(セニカフェ)がさび病に抗体のあるカスティージョ種の開発に成功しました。カスティージョ種はカトゥーラの品質の良さ・生産性の高さをさび病に強いティモール種に掛け合わせたハイブリッド種になります。現在コロンビアで広く栽培されている品種です。
その結果生産性が高く、味もよいコーヒーの品種を作り出すことに成功しました。
アラビカ種について詳しい情報はこちらのインフォグラフィックをダウンロードしてください↓↓↓
https://cafedecolombia.jp/item/products/detail.php?product_id=228
それでは、Hasta luego✋