まずひとつめは 『アロマ』。
日本でもこの言葉はだいぶ浸透してきました、いわゆる『香り』です。コーヒーのアロマは焙煎後に顕著になります。中にはコーヒーを「味わう」よりも「嗅ぐ」方が好き、という方もいらっしゃるくらいです。
5つの中でも最もわかりやすい 『味』。
コーヒーをしばらく口に含んで、口蓋に残る風味のことを指します。
テイスティングのプロたちはコーヒーの味をとても複雑な言葉を使って表現しますが、基本は「ソフト」、「甘い」、「爽やか」「フルーティー」、「リッチ」等です。
コーヒーを語る上で欠かせない 『ボディ(コク)』。
ワインではお馴染みですね!
コーヒーでも同様の定義ですが「コーヒーが舌から喉に移動した時に残る『持続性』のこと」です。
美味しいコーヒーはバランスのよい、適度なボディを備えています。気温が高く、生産地の標高が低いとボディは重くなる傾向にあります。
コーヒーの品質表示にもよく書かれている 『酸味』。
美味しいコーヒーには適度な酸味が求められます。
適度な酸味とは、「飲んでいる人をはっと目覚めさせるような、舌で感じられる微妙な辛味」です。苦味、酸っぱさなど、嫌な刺激を与える酸味はマイナスとされます。
酸味はコーヒーが育つ地域の気温の高低差に影響されるといわれています。
コーヒーの品質基準の最後 『全体的な印象』。
これまでにご紹介した『アロマ』、『味』、『ボディ』、『酸味』を総合した、カップ全体のバランスの評価です。
コーヒーは本当に好みの分かれる飲料でもありますが、豆の選び方から淹れ方、飲み方まで満足のいくバランス、美味しさが見つかるともっとコーヒーを楽しめることは間違いありません!
Hasta Luego✋