HOLA〜❗
コロンビアから2014年度全国コーヒー生産者会議のご報告です。
第80回全国コーヒー生産者会議が、12月3日から5日まで、「私たちの望むコーヒー生産のために」をモットーに開催されました。
この全国会議には、9月の選挙で当選した90名のコーヒー県議会委員が集まり、2015-2020年度に向けた新しい戦略計画の内容について具体的に話し合われました。
3日間にわたり、Juan ManuelSantosコロンビア首相をはじめ、関連分野の大臣など国を代表する方々が講演を行われ、全国コーヒー生産者会議委員長のIván de Jesús Arango Arcila氏(アンティオキア委員代表)やFNC コロンビアコーヒー生産者連合会のLuis Genaro Munoz総裁なども講演を行いました。
本題の「2015-2020年度戦略計画」のディスカッションでは、コーヒー県議会委員が各分野の委員会に分かれ、意見交換が行われました。
また、海外ゲストのSCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)のRicRhinehart専務取締役や、日本コカコーラ株式会社の和佐副社長、Dunkin’Brands(ダンキンドーナツやサーティワンを運営する会社)の Nigel Travis氏などが、品質管理や差別化など、消費国から生産者への講演を行いました。FNCの最大の輸出国である米国と日本のニーズを聞くことは、戦略計画のヒントとなりました。(詳細は後日アップします)
最終日に各委員会が戦略計画をまとめ上げ、生産費用を抑えて生産性を高めるための農村地域の教育、品質・差別化・付加価値を戦略としたマーケットの開発と充実などのイニシアティブが発表されました。また、気候変動への対応、社会保障の充実、コーヒー生産地域の生活向上を目的とした公共事業プログラムの実施、コーヒー組合規約の更新、農業生活プロジェクトの強化、男女平等、世代交代、FNCの技術支援サービスの活動などが戦略計画に挙げられました。
とても有意義な3日間の意見交換の末、FNCは組織としての団結力がより一層強くなりました。
それでは、Hasta luego✋