HOLA❗
日本時間の昨夜、コロンビアで2014カップオブエクセレンスのオークションが開催されました。
今回のカップオブエクセレンス、最優秀賞に選ばれたのはアンティオキア県ウラオ村の小規模農園の代表、カルメン・モントーヤ氏でした。アンティオキア県から勝者が出るのは初めてのことです。
カルメン氏は『ベジャビスタ』農園の所有者で、4ヘクタールの土地で7千本のコーヒーの木を育てています。
カルメン氏はコーヒーの栽培において全ての工程が重要であることをふまえつつ、「どんなことにも通じていることだと思いますが、正しくことを行えばかならず結果はついてきます。」とコメントを寄せています。
収穫時においては熟した赤い実のみを手で摘み採り、青い実や半分赤い実などはとらない様に注意します。収穫した実は十分に発酵させた後、日干しにして乾燥させます。コーヒーの栽培については父親から学びました。
カルメン氏はまた、コーヒーの味を試し、良い味が出せるまでガイドをしてくれたサルガールコーヒー栽培者組合に感謝の意を述べています。
カップオブエクセレンスは付加価値戦略のひとつとして、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合)が毎年行っているコンクールで、スペシャルティコーヒーのプロモーションとしても重要な役割を果たしているほか、生産者家族の生活向上にも大いに貢献しています。
このコンクールの授賞セレモニーは9月5日にウィラ県の県庁所在地ネイバで行われました。審査はアメリカ合衆国、ドイツ、日本など世界中から集まった審査員たちにより、アロマ、酸味、甘さ、カップクリーンネス、味、口当たり、後味、バランスなど、様々な要素から慎重に進められました。
ちなみにカルメン氏の出品したコーヒーの特徴としては、はちみつとキャラメルに似たアロマにフローラルでフルーティーな香りが挙げられていました。
予選を通過後、国内選考、国際選考へと進み、85ポイント以上を獲得した候補者が昨日開催されたオークションに出品されました。
オークションでは世界の国々よりコロンビアの最高のコーヒーを求めるバイヤーが、直接コーヒーの発注をできる仕組みとなっています。
詳しくは↓
http://www.allianceforcoffeeexcellence.org/en/Cup of Excellence/country-programs/colombia-second-program/2014/auction-results/
Hasta luego✋