Hola🎶
FNC代表ルイス・ムニョス氏にコロンビアコーヒーの進化についてのお話を伺いました。
「昨年はブラジルが干ばつに見舞われたこと、また中央アメリカ地域ではさび病が大流行したため、これらの地域ではコーヒーの収穫量が激減しました。しかしその中でコロンビアコーヒーは品質を落とすこともなく安定した収穫を実現。市場でのコロンビアコーヒーの価値は再評価されることとなりました。
この数年の間、私たちは来るべき気候の変化に備え、これに対応できるコーヒーの品種を作り出すことがいかに大切かということについてかさねがさね論じてきました。これが杞憂でなかったことは今回のブラジルや中央アメリカが直面した問題みれば明らかです。
私たちの国ではより強い生産力と効率的な栽培を目標に、コーヒー農園の改良、また、さび病や気候の変化に対応可能な品種の開発、若く、生産力の高い苗木への植え替え、生産地の保護など時間をかけて真剣に取り組んできました。FNC(コーヒー生産者連合会)が組織的にリーダーシップをとり、毎年確実に効果を上げています。現に、今年はじめ四半期の生産量は前年と比較して28%伸びています。
生産者たちのたゆみない努力が今ようやく世界に評価されるところまで来れたのだと思います。
コーヒーの国際価格が上昇傾向になっていることは生産者にとってメリットとなります。生産者が市場に安定した供給ができるということで、市場での信頼も高まり、結果立場も強くなります。
また、産地を限定し、付加価値をつけたスペシャルティコーヒーの輸出量も増え続けており、2013年には前年比16.2%増の15.5万袋の輸出量を記録しました。現在輸出されるコロンビアコーヒー豆の64%をスペシャルティコーヒーが占めています。
近年の努力が実をなしたコロンビアは、コーヒー産地として他の地域から際立った存在となってきています。そして、カウカ、ウィラ、コーヒー生産の文化的景観地域、ナリーニョ、サンタンデールやシエラネバダなど、地域限定の品種もブランド化に成功し世界の注目の的となっています。ネスプレッソ、スターバックスやサントリーといった、ビバレッジ界の一流メーカーも他のライバルメーカーと差をつけるべく、コロンビアの地域限定コーヒーとの提携をはじめています。」
これからは世界のあちこちで美味しいコロンビアコーヒーに出会う機会が増えそうです。
今後とも応援、よろしくお願いいたします。
Hasta luego✋