昨日の続きの堀口珈琲の若林 さんのインタビューです。
3)コロンビアのスペシャルティコーヒーについて、どう思いますか?
また、取り扱っている産地(コロンビア)ありましたら、おきかせ下さい。
日本と同じくらい南北に長いコロンビアは最も多様な環境でコーヒーを生産している国ではないでしょうか?その多様さから、コロンビアは最も理解する事が難解なコーヒー産地の1つと感じています。しかしながら、その多様性がコロンビアコーヒーの魅力であり、奥深さ、楽しさだと思います。
実際、10年以上の付き合いになるサンタンデールの Hacienda El Roble を皮切りに、ノルテデサンタンデル、トリマ、ウイラ、カウカ、ナリーニョの様々な地域において信頼できる生産者・輸出業者と出会い、各方から異なる魅力を持ったコーヒーを提供していただいております。
特にここ数年重点的に取り組んだ成果として、南部のナリーニョ・ウイラ・カウカからこれまで以上に素晴らしい品質のコーヒーを調達することができるようになりました。
深堀りすればする程、様々な優れたコーヒーと出会えるコロンビア。
堀口珈琲にとって欠かす事のできない産地です。
2013年収穫の取り扱い産地
Narino : Sandona, El Tambo, La Union, SanLorenzo, San Pablo, Buesaco,
Huila : SanAgustin, Pitalito, Acevedo, Guadalupe, Tarqui
Cauca :Inza
Tolima :Gaitania, El Libano
Santander :Mesa de Los Santos
Norte deSantander : Toledo
4)コロンビアについてはどう思いますか?コロンビア滞在中に、一番印象に残ったことや物についておきかせ下さい。
最後に、またコロンビアに行きたいと思いますか?
堀口珈琲としては継続的関係を構築する生産者の基には必ず訪問しますので、Hacienda El Roble を中心に複数回訪問しております。
私個人としては昨年6月に初めて訪問し、ボゴタを拠点にしてナリーニョ・クンディナマルカ・ウイラの生産地を巡ってきました。
旅の主目的は現在注力しているナリーニョの産地がどういった産地であるかを確認することでした。
深い谷と駆け上がる斜面の連続は圧巻で、時折見られる雄大な台地にも圧倒されました。
ただ、コンドルを見る事ができなかったのは心残りです。
日程上ガレラス火山周辺の産地にも行く事ができなかったので近い将来また訪問します。
コロンビアといえば中学生時に見たコロンビア代表の強烈なインパクトが真っ先に思い起こされます。
強いだけでなく楽しいサッカーを展開していました。
アスプリージャ、リンコン、バルデラマと強烈すぎる攻撃陣を要し、イギータの超大胆なオーバーラップには仰天しました。
当時はイタリアセリエAが世界最高峰のリーグでしたが、ナポリやパルマでの活躍も記憶に残っています。
ブラジルワールドカップでは日本と同組ですが1位通過本命ですね。
ファルカオが間に合う事を祈っています。
いまのところ品質的に満足できる商品に巡り会っていないですが、バルデラマの故郷サンタマルタのコーヒーも扱ってみたいです。
Hasta luego✋