解説第8段目の、「コロンビアコーヒー生産地の文化的景観」のロゴについてです!
今回は『グアドゥア』。コロンビアに生息する竹のお話です。
グアドゥアはコーヒーと同じ地域に共存しており、これは水が豊かなことを意味しています。
過去何世紀もの間、グアドゥアは建築資材として使われてきました。
リサラルダ県のペレイラという町にはこのグアドゥアで立てられたカテドラルがあります。
丈夫で弾力性があり「植物性の鋼」とも呼ばれます。成長がとても早く(1日で11CM伸びることも!)、また種をまかなくても繁殖するので手間要らずでもあります。さらに軽量なので、最近改めて建築家たちの注目を集めているそうです。
このグアドゥアが生息している地域では水の供給がよく、またCO2を多く吸収してくれるため、空気清浄にも一役かっています。
つまり、とてもエコな植物なんですね!
グアドゥアが特に多く集まっているのがこの「コーヒー生産地の文化的景観」地域で、このためコーヒーの栽培にも大きなプラス要素となるのだそうです。
また、建築資材としてコーヒー生産地では工場やビニールハウスにも使用されています。
このあたりの民芸品ではグアドゥアの繊維を使って編んだかごや帽子もみられます。
グアドゥア、色々なシーンで重要な役割を果たしていますね!
続く・・・
Hasta luego✋