先日ドイツのニュルンベルグで行われたオーガニック製品の見本市にコロンビアのカウカ、シエラネバダ、サンタマルタからコーヒーの生産者が出展しました。
この見本市には5日間を通して130カ国以上から4万人以上もの見学者が訪れました。
オーガニック・コーヒーの市場はどんどん拡大していく傾向にあり、ヨーロッパ、日本、アメリカなどからコーヒーのエキスパート・バイヤーたちが新しい製品、よりよい製品を探しに来ていました。
現在、コロンビアにはオーガニック・コーヒーを専門に作っている農園が5千ヘクタール以上もあります。メキシコやペルーもオーガニック・コーヒーの代表的な生産国ですが、さび病の影響を受け、生産量では大きな打撃を受けてしまいました。
オーガニック・コーヒーとして販売するにはその製造過程で一切の化学薬品(殺菌剤、除草剤、殺虫剤、化学肥料等)を使用してはならず、これをクリアした上で特別な認定を受けていなければいけません。
コロンビアでは早くからこの問題に対処しており技術的な研究を重ね、化学薬品を使わなくともさび病や菌に強いコーヒーの種類を作り出すことに成功しています。
これからはコロンビア産のオーガニック・コーヒーを目にする機会が増えそうですね。
Hasta luego✋