FNC コロンビアコーヒー生産者連合会 - Federación Nacional de Cafeteros de Colombia
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  • 「コーヒー生産地の文化的景観」 その②

    2014.01.27 / コロンビアの世界遺産 

    HOLA❗

    前回に続き、コロンビアのコーヒー産地の文化的景観について、お届けします。

      

                                  


    今回はロゴの真ん中にある『手』。

      

    この「手」はコーヒーの赤い実を一粒づつ摘みとるカフェテロ(コーヒー生産者)たちの手です。房状に生った実の中から赤くなったものだけを摘みとる作業は機械ではできません。現在でもコーヒーの収穫は全て、手作業で行われています。

    コーヒーの栽培が始まったのは19世紀半ば。アンティオキアへ入植してきた人々によって土地が開拓され、それまで行われていたトウモロコシやインゲン豆、イモ類の栽培にとって代わりました。その後、開拓はどんどん進み、この土地に住む人々の主要な収入源となっていきます。

     

     

    現在では約24,000のコーヒー農家が小規模なコーヒー栽培を行っています。

    同じ地域でトウモロコシ、バナナ、インゲン豆などの栽培も続いていますが、収穫全体の57%はコーヒーが占めています。

     

    厳しい山の斜面を切り開いての開拓は家族、地域ぐるみで行われ、以来代々受け継がれてきました。また、収穫したコーヒーを出荷するのは当初ラバが使われていましたが徐々に交通網も発達。やがてロープウェイが使用されるようになりました。

     

    この人的努力が世界的に見ても希少な例であることから『コーヒー生産地の文化的景観』としてユネスコの世界遺産にも登録されています。

     

    この地域ではコーヒー生産が進む中でも地方特有の祭事や習慣も代々受け継がれており、独特の文化を作り出しています。

    100年以上も続くコーヒー生産の文化はまた、服装や建築、小説や芸術にも反映されています。

     

    続く・・・

     
     

    Hasta luego✋


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