HOLA❗
先月、コロンビアで開催されたExpoespecialesコーヒー展示会にゲストスピーカーとして参加されたキーコーヒー株式会社の川股氏の記事がFNC本部のニュースレターに掲載されたました!
低価格はコーヒー業界全体への悪影響、日本のコーヒー業界を代表するキーコーヒー株式会社が忠告。
「コーヒー豆の価格低下に伴い、利益率が上がり、最も有利なのはコーヒー製造・焙煎企業や輸入企業だと考えがちですが、そうではありません。高い利益が得られるだろうという考え方と真逆に、コーヒー豆の価格低下に伴い、コーヒー製造・焙煎企業や輸入企業のみならず、コーヒー業界全体に悪影響を及ぼします。」
川股氏はコロンビアを訪れ、コロンビア最大のコーヒー展示会ExpoEspeciales 2013に参加し、日本のコーヒー市場の現状とコロンビアへの期待について講演をしました。
「コーヒー製造・焙煎企業からの目線では、コーヒー豆の価格が下がることにより、農作物への投資額や栽培工程質も低下し、長期的に考えるとビジネスとして悪い条件となります。」
川股氏によると、安定した提供・品質・十分な量、という3つの点が日本のコーヒー市場で重視されます。
キーコーヒー株式会社は、年間約60万〜70万袋を輸入し、そのうちの15%はコロンビアコーヒーが占めます。
生産量と国際市場価格のバランスをみつけることが難しいと川股氏は指摘。生産量が増えることは、コロンビアにとって良いニュースであると思いますが、当然のこと、コーヒー豆の供給増加によって価格が下がります。
「生産量が非常に高い場合は、価格が下がり、市場での品質も下がります。その結果、ビジネスにとってプラスではありません。もちろん、輸入量と生産量が増えることは非常に良いことですが、価格が下がることが問題で、コーヒーのサプライチェーン全体に悪い連鎖が発生します。」
日本は、年間700万袋にも上るアジア最大のコーヒー消費国であり、アメリカ合衆国に次いで世界二番目にコロンビアコーヒーを輸入する国でもあります。
それでは、Hasta luego✋