セニカフェの昆虫博物館ではコロンビアのコーヒー生産地に生息する3万種類もの昆虫の標本を見ることができます。
セニカフェには昆虫や植物など「コーヒー生産地で動くもの全て」の標本がそろえられており、コーヒー生産者や研究者以外にも小学生から大学研究生まで、たくさんの人が見学に訪れます。
もともとはコーヒーの害虫とその対策を研究することから始まりましたが、やがてその対象は昆虫、鳥類、哺乳類とコーヒー生産地の生態系全体へと広がっていきました。
コーヒー生産地に限らず、コロンビアはもともと独特の生態系が豊かな自然を持つ国です。自然環境を保全しながらコーヒーの生産を行う、というのがFNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)のポリシーであり、そのためには自然環境や生態系の研究や調査は不可欠なのです。
昆虫の採集と研究は1997年から開始されましたが、現在では米国のフォレスト・サービスや自然保護団体などのサポートを受けながらコウモリやサルをはじめとする鳥類や哺乳類の調査や勉強会も行われています。
コーヒー生産者たちも環境保護認定のコーヒー生産や勉強会への参加など、自然保護に対する意識を高く持っています。
10年間の研究成果と経験をいかして、セニカフェは今後も環境サスティナビリティに積極的に取り組んでいきます。
それでは、Hasta luego✋