FNC コロンビアコーヒー生産者連合会 - Federación Nacional de Cafeteros de Colombia
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Profesor Yarumo

2013.07.31 / コロンビアコーヒーまめ知識 

HOLA❗

コロンビアで人気のキャラクターProfesor Yarumoについての記事です!

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新しい“Profesor Yarumo”にダニエル・フェルナンド・チカ氏が就任!

 

FNCの技術支援サービスのイメージキャラクターである“プロフェソール・ヤルモ(ヤルモ教授)”を新たに務めることになったのは、カルダス県リオスシオ出身の35歳、農学技術者で10年間FNCの技術支援サービスに従事していたダニエル・フェルナンド・チカ・ディアス氏。彼のもつカリスマ性、人間性、そして親しみやすさなどが評価され、この大役を任されることになりました。

新たな“プロフェソール・ヤルモ”探しは今年4月から始まり、まず全国のFNCの技術支援スタッフの中から25人の候補者が選ばれました。この中から専門家が様々な選考基準によって最終候補者5人まで絞りこみ、最終的にチカ氏の就任が決まりました。

 

 

チカ氏の新しい“プロフェソール・ヤルモ”としての任務はまず全国生産地を訪問し、コーヒー生産者のサスティナビリティのため、彼の豊富な知識を経験をいかして技術支援サービスのモチベーションを各地に広めることです。

この任務に就くにあたって、技術についての深い知識、指導スタッフとしての豊かな経験はもちろん、カリスマ性、話好きなところ、自分の仕事に対する熱心さ、というのは不可欠な要素です。

チカ氏はコーヒーによってコーヒー生産者の生活が豊かになることを実際に見てきています。そしてそれが素晴らしい経験であったことを次のように語っています。

「生産者を豊かにすることはお金をあげることだと考えてしまいがちだけど、そうではないんです。生産量の低い、ロット(苗床)の状態もいまいちのコーヒー農家を技術支援スタッフが訪ねると、農家の方々の顔がぱっと明るくなるんですよ。これでロットが生まれ変わり生活がよくなる、ということがわかっているからなんですね。すごく印象に残る経験でした。ここで働くことは私にとって大きな幸せで、本当に満足しています。」

 


彼の素晴らしい人間性や熱意、責任感、技術支援サービスや教育を含めコーヒー生産への明確なビジョン、前向きな姿勢、発言力などが技術本部長の目にふさわしい後継者として映ったのでしょう。

 

“プロフェソール・ヤルモ”はコロンビアやコーヒー生産者の間では最も有名な人物の一人です。同時に技術支援サービスに従事する1500人の代表者でもあります。

“プロフェソール・ヤルモ”のキャラクターは、これまで主に生産者への技術面でのアドバイス、環境保護のメッセージを伝える役割で頻繁にマスメディアに出演してきました。

 


 

 

1985年に「プロフェソール・ヤルモの冒険」というテレビ番組が登場するとFNCはこの番組に登場するプロフェソール・ヤルモを主人公にしたコーヒー生産者のための技術・教育番組を作ることを思いつき、エクトール・アラルコン・コレア氏を一代目“プロフェソール・ヤルモ”として選ばれます。そして二代目のカルロス・アルマンド・ウリベ氏は1996年から今年、FNCの技術本部長に任命されるまで、17年間“プロフェソール・ヤルモ”を務めました。

番組は1078回という記録的な回数で放映され、製作者チームはコロンビアのコーヒー生産地である588の自治体のうち400を取材。徒歩、あるいはラバ、バイク、車、飛行機などを使って各地のコーヒーロードを巡ってきました。 

“プロフェソール・ヤルモ”はテレビ番組の他にローカルラジオ番組、新聞のコラムも持っていますが、新生“プロフェソール・ヤルモ”はさらにソーシャルネット、ブログやウェブサイトなどにも積極的に参加します。全国の生産者によるミーティングやイベントへの参加はもちろんのことです。

 

 

それでは、Hasta luego✋


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