ボゴタ 2013年4月23日
コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の長年の働きかけによって、Huila州のコーヒーが『保護原産地呼称』と認定された。
これによって産地の差別化・ブランド化を図る事でき、コーヒー農家の直接的な収入向上が期待される。
今回認定された地域はHuila州のコーヒー農産市町村であり、このエリアに共通する特殊な地形や自然環境によって、安定した評価を得ている。
Huila州のコーヒーは水洗式マイルドアラビカ種で、酸味と甘さのバランスが良く、メディアム〜フルボディで、フルーツやキャラメルの香りが特徴。
認定をしたコロンビア商工監督局管轄は、産地ごとのコーヒーの特徴を識別し、パラメーターを確立したFNC、CENICAFE(FNCコーヒー研究所)およびAlmacafe(FNCロジスティック)の働きを評価した。
FNCは2005年に保護原産地呼称をコロンビアコーヒーの戦略として活動をはじめ、Nariño州及び Cauca州が認定され、Huila州は3番目の『保護原産地呼称』となった。