FNC コロンビアコーヒー生産者連合会 - Federación Nacional de Cafeteros de Colombia
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さび病フリー

2013.01.17 / コロンビアコーヒーまめ知識 

HOLAコーヒー

コロンビアのある地域が正式にさび病フリーと宣言されました。
珈琲


サンタンデール州の市町村のエル・ソコロ、パラモ、バジェ・デ・サンホセとパルマス・デル・ソコロで国内のコーヒーに大きなダメージを与えるさび病、Hemileia vastatrix Berk & Brを失くすことに成功しました。植物衛生上ではこのさび病の発生が極めて低い、世界で初の地域となりました。


病気発生率の低い地域の達成は国際植物免疫条約(IPCC)の項目にも含まれています。病気の発生確率が低いとされる地域の申請や保持の方法、また地域の承認やモニタリングもこの団体が行います。


この承認を獲得するために行われた活動によって病気が発生しにくくなったのはもちろんのこと、農薬の利用も大幅に削減することが出来ました。また、病気根絶の動きは害虫の監視や持続可能性のある栽培へと貢献しています。


IPCC
による調査の結果この地域でのさび病の発生確率は1%以下あり、全農園の98%以上が病気に強い品種であると発表されました。


サンタンデール州は環境保全に有益な栽培システムを保っています。コーヒーの景観は生物多様性を促進させる森と重要な水資源となる流域を持っています。またセニカフェの研究によりこの地域一帯は、植物、鳥類、アリや蝶々などの動植物の種類が豊富であると明らかになっています。この地域の渡り鳥の種類は、国内でも最も多いと言われています。hato. チョウ(桃)


 

 

農薬などをなるべく使わず自然に一番近い形で栽培できるのは、更に美味しいコーヒーへの一歩だと思います。このような地域が世界でも広がるといいですね。

 


HastaPronto


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