HOLA
山間部でコーヒーの生産は活発ですが、コロンビアを縦南北に分けるアンデス山脈の影響で、地方ごとにコーヒーの特徴も変わります。
コーヒー生産は北部、中部、南部の3つに分けられますが、今回はこの地域性についてお話しましょう。
北部地方 (マグダレナ、カサナレ、サンタンデール、ノルテ・デ・サンタンデール州)
このエリアのコーヒーは、低めの標高と高めの気温の土地で栽培されます。コーヒーは
より長く日光にあたるため、高低差で段階分けされた日陰で守ります。
味の特徴:柔らかな酸味、中〜高ボディ、ナッツのようなコクと、チョコレートのような香り
サンタンデ―ル州
中部地方 (カルダス、キンディオ、リサラルダ、ノルテ・デ・ヴァジェ、アンティオキア、クンディナマルカ、ノルテ・デ・トリマ州)
雨季と乾季が散在して起こる気候により、年間を通じて新鮮なコーヒーの収穫が可能です。第1 期のメイン収穫は9月から12 月に、ミタカと呼ばれる第2期は4 月から6 月に行われます。
味の特徴:フルーティでハーブのようなバランスの良い香り
キンディオ州
リサラルダ州
南部地方 (ナリーニョ、カウカ、ウイラ、スール・デ・トリマ州)
赤道に近いこの地域では、標高が高く、気温が低い土地で栽培されます。
味の特徴:高酸味、ミディアムボディに柑橘系で甘い香りのまろやかな味
ナリニョ州
トリマ州
コーヒーの香りや味だけでどの地方かわかるようになるには、長年の経験とコーヒーの対する想いが必要ですね。区別できる方は本当に素晴らしい!
Hasta Luego! (では、また)