2013年11月18日、コロンビアの首都・ボゴタにて「第8回日本コロンビア合同経済委員会」が開催されました。
両国の経済界より約120名が出席し、経済・開発・投資の相互理解を高め、両国の関係を強化する可能性を探る契機となりました。
開会式では、本経済委員会コロンビア側議長である、コロンビアコーヒー生産者連合会総裁のルイス・ムニョス氏が「コーヒーは日本とコロンビアの経済関係の礎石であり、日本は現在既にコロンビアコーヒーの輸出国第2位であるが、まだ成長のポテンシャルはある」と述べました。
日本側議長である小島順彦三菱商事取締役社長、日本経団連日本・コロンビア経済委員会委員長は日本政府は円安、金融緩和及び投資を引き付ける成長率の3本柱で、国の経済回復及びデフレ脱却の政策の鍵としていると説明し、日本がラ米とアジアの架け橋になれることを望むと述べました。
パトリシア・カルデナス在日コロンビア大使は学問・文化・スポーツでの二か国間交流が盛んに行われている点を挙げ、今後は商業・投資(主にインフラと技術開発)分野が更に深まると述べました。
渡辺和夫在コ日本大使は安倍首相からのメッセージとして、コロンビアと日本の関係を強化するために、二国間協定(EPA)及び太平洋同盟の重要性を強調しました。