コロンビア政府と全国コーヒー基金はエルニーニョの被災農家に400億ペソの支援を決定
今回の決定にあたっては政府財務官のマウリシオ・サンタマリア氏とFNCコロンビアコーヒー生産者連合会代表のロベルト・ベレスとの間で数回に渡る会議を経て協議されてきました。
この協議にあたりコーヒー研究センターCenicafe(セニカフェ)と技術支援サービスによる事前調査が行われ、その結果、46.9万の生産者と69.3万ヘクタールの農園になんらかの被害が及んでいる、という統計結果が出ていました。
今回支給される額の具体的な使い道として新しい木への植え替えに対し220ペソ(約8円)/本、またカットバック(剪定)による植え替えには200ペソ(約7.5円)/本が支払われることになりました。その他肥料の購入に対してもなんらかの助成金が支給されることになっています。
今年起きたエルニーニョ現象は1950年以来の深刻な被害を生んでいるといわれ、コロンビアコーヒー生産に及ぼした被害額はおよそ6千億ペソ(約223億円)であると報告されています。
Hasta luego✋