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毎年FNCコロンビアコーヒー生産者連合会とアルマカフェ(Almacafé)によって開催される、マイルドコーヒーの品質管理の専門家養成を目的とした国際養成コースが今年で第13回目を迎えました。
今回は日本の複数の企業からも14名が参加し、2週間コロンビアに滞在しながらコーヒーが生産されるまでの様々な過程について学ばれていかれました。
FNCは現在38カ国にコーヒー緑豆を輸出しており、日本は輸出先では米国に続いて二番目になります。日本でコロンビアコーヒーについての興味は高まってくるにつれ、この養成コースへの参加者数も毎年増えてきています。
養成コースは先週からすでに始まっており、まず初日はFNCの中央事務局にてアルマカフェの品質管理担当者から品質管理の概念についてレクチャーを受け、その後FNCの専門研究所セニカフェ(Cenicaf é)とフリーズドライコーヒーのブエンカフェ(Buencafe)の工場を見学しました。
参加者のひとり、トクラさんはこの養成コースはコーヒーの生産過程について学べるとても良い機会だと語ります。「日本や中国、韓国ではコロンビアコーヒーはとても有名で人気があります。味や酸味、ボディが他のものと全く違うからです。コロンビアのコーヒー産業をよく理解し、自分たちのビジネスにうまく生かしたいと考えています。中国と韓国でもコーヒーの消費は増えてきており、中でもコロンビアコーヒーの需要は高いです。」
参加者たちはまた、小規模・中規模の農園を訪れ、コーヒー豆が木からカップにいたるまでどのような工程をたどるのかを見学します。
コーヒーのマーケティングに携わる企業で働くナカタさんは今回の参加についてコーヒーの原産地を知る大変よい機会であり、またFNCの役割についても知ることができたと述べます。「この養成コースに参加した一番の目的はコロンビアのもつ多様な種類について知識を深めることです。コロンビアのコーヒーは素晴らしいボディに高い酸味があり、とても独特で日本人好みだと思います。」
第13回目の今回は総勢200名の参加がありました。
養成コースに参加した方々がコロンビアにおけるコーヒーの品質、多様性、生産方法などについて学ばれたことを自国に持ち帰り、広めていただければとても素晴らしい機会になるでしょう。
Hasta luego