カウカは、年間を通して均等な気候、標高がもたらす味の個性、そして安定的に高い品質基準のスペシャルティコーヒーを生み出す土地として知られています。
カウカは、コロンビア中央南部のアンデス山系に位置します。
このエリアには海抜1700メートル近くの高原も含まれ、その周辺の美しく波打つような斜面でコーヒーが生産されています。
アンデス山脈に囲まれていることにより、ポパヤン台地は年間を通じて安定した気候であり、標高が高く気温が低いことから、最も優れたコロンビアコーヒーの産地のひとつとされています。
カウカは、安定的に高い品質基準のスペシャルティコーヒーを生み出す土地として知られています。
●原産地呼称制度
カウカは、原産地呼称制度により産地ブランドが守られています。登録されていない商品や業者が、カウカ産コーヒーと銘打って販売することは許可されていないため、消費者は安心して、確実にカウカ産のコーヒーを求めることが出来ます。
●FOOD PAIRING TREE(合う食材)
カウカのコーヒーと相性の良い食材については、フードペアリングのページをご覧下さい。
主な収穫時期:4月 – 6月
標高:海抜1,100 – 2,100 m
平均気温:摂氏22度
年間降水量:1,580 – 2,575 ミリ/年
コーヒー生産者:92,821人
コーヒー作地面積:119,538ヘクタール
– アロマ:強い・キャラメルのような風味
– フレイグランス:甘い・フローラル
– ボディ:ミディアム
– 酸味:高い
– 全体の印象:クリーン、ソフトでバランスのとれた香り
コロンビアには様々な民族、気候、文化が共存しており、その土地ごとに個性あふれる魅力的なコーヒーが生産されます。
ガンビアノス、またはミサクとも呼ばれるこの人々は、カウカ地方の先住民族です。カウカ県北部高地にある街「シルビア」に住んでいます。
男性の伝統的服装は腰に巻いた青いスカート、2枚の四角い布をあわせたポンチョと帽子で、女性は黒いスカートにブラウス、ピンクの縁取りのついた青いウールのショールを身につけています。
彼らの経済の基礎は農業で、コーヒー以外にもトウモロコシ、ジャガイモ、コーヒー、豆、キャベツなどを育てています。
カウカのコーヒー生産者には、他にもヤナコナ(Yanacona)、パエス(Páez or Nasa), ココヌコス(Coconucos)などの先住民族や、コロンビア北部からの入植者の子孫、100年以上前に鉱山で働くためにスペイン人によって連れてこられたアフリカ系コロンビア人などがいます。
これら民族の違いにも関わらず、カウカの人々は文化的慣習とコーヒー生産システムにおいては一致団結しています。
※このページに掲載の写真はすべてFNCに帰属しており、無断で使用出来ませんのでご注意下さい。自由にご利用いただけるカウカの写真素材はこちらにございます。
写真や動画で、本当にカウカを訪れたような気分になれる楽しいサイトです。(英語/スペイン語)
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http://viajesvirtuales.cafedecolombia.com/cauca_low/
より詳細なカウカの情報が詰まったサイトです。(英語/スペイン語)
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http://cauca.cafedecolombia.com/en/cauca/inicio/
コロンビアコーヒーの生産地を訪れるシリーズです。ここではカウカ州をご紹介しています