そのマイルドさで知られる、コロンビアコーヒーの生産工程をご紹介します。
植えられるパーチメントコーヒーのことを言います。どの種を使うかは新しいコーヒーの木の品質を左右する重要な決断です。 そのため、Cenicafé(セニカフェ)の検査を受けたものや管理農園の種を使うことが大事です。
洗浄殺菌した川の砂を引いた発芽床に種をまきます。地面の高さに引きます。
蒔いたコーヒーの種の双葉をチャポラと呼んでいます。
本葉が出て育苗用のビニールポットへ移されたコーヒーの苗をこう呼びます。大抵、17x23cmの黒いポットに土と有機肥料をまぜています。
移植する前に各苗の間隔をきちんと調整し、いよいよ苗を農園のロットに植え替えます。
適宜に農園に栄養を与えることも大事です。この作業によって高品質で生産性の高いコーヒーができます。コーヒーの木の種類によって、有機肥料か化学肥料かを使い分けます。
手作業で成熟したコーヒーチェリーだけを集めます。この手作業によって、コロンビアコーヒーが持つ品質を保ちます。
チェリーから中の種を取りだす作業です。セニカフェが開発したベコルサブ(Becolsub)というエコロジーな技術のおかげで、最小限の水で行うことができます。また、取り除かれた果肉などは有機肥料として利用されます。
発酵させることで種子に残った粘着物質や果肉などが取り除かれます。醗酵はおよそ12〜18時間です。
水洗いすることによってまだ残っている物質をきれいに洗い流します。この写真左の機械は、はCenicafe(セニカフェ)が世界で初めて発明した、水とエネルギーの消費を抑えた水洗式精製機Ecomill®。これによりコロンビアのコーヒー農家は、より持続可能性と環境保護に重視したプロセスでコーヒーの生産に取り組める事になりました。
乾燥にはパラボリック法という太陽光を最大限に活用する手段と、機械乾燥の二つがあります。
乾燥したコーヒー豆はパーチメントコーヒーと呼ばれ、まだ種子の外側に硬い皮(内果皮)がつています。内果皮に覆われたままあれば保存がしやすく、風味の変化を防ぐことができるため、できる限りこの状態で保管します。
コロンビアコーヒーが栽培され、収穫されるまでの様子をフアン・バルデスがご紹介します。
丁寧に手摘みされたコロンビアコーヒーチェリーが、普段目にするあの茶色の実になるまでのプロセスをご紹介します。